叶夢君に呼ばれて付いていったら、図書室に着いた。
あたしそうゆう系じゃないから滅多にいや、全く来ない場所。
へぇ~。
意外とこの学校って本たくさんあるんだ。
1人うろちょろしていて角を曲がったら、叶夢君にギュッて…
!!!
「叶夢君ごめん!!(汗)」
と離れようとしても、離れられない(汗)
テニス部は流石に男子バスケ部には敵わないのか…
「あずきちゃん…。大事な話していい?」
「えっ…と…。」
何かな?
実は、叶夢君って図書委員で手伝って。とか?
「1年2組、中上 優斗ぉ!今すぐ職員室に来いっ!」
あれま。
この声は山口だ。
優斗、まだ行ってなかったんだ。
ダメだなぁ(笑)
「びっくりしたね!優斗、何しでかしたんだろ?」
一瞬、叶夢くんの力が弱まったのを逃さず、
あたしは叶夢くんの腕の中から逃げた。


