「ほら用事が済んだなら帰ってよ!
あたしはね補習組にはなりたくないの!」

「うん。俺も。」

「なら早く勉強しなさいよ!
青春の夏休みが補習という名の彼女と
毎日過ごす事になるよ!」

「お前もな。」



何だねコイツは…
トントン拍子で返事が帰ってくる。


「…そろそろかな。」

「は?」



ピンポーン


「「お邪魔しまーす。」」

「あーらあら、どーぞ。上にいるからね~。」




この声は磨奈と…啓くん!