「今までの、ほとんど作戦だったの!」


「「えっ?」」



意味が分からなすぎて、固まるあたしたち。


「だからね、奏があの時保健室に居たのも、叶夢があずきを図書館に連れてったのも作戦。」


「途中、叶夢があっずーに本気になったときは焦ったけど。」

「なんかさ、ついね。つい。」

「まったく、叶夢は。」




うーん…と。
えーっと…。



「お前らグルだったのかよ。」