「私のイケメンセンサーが反応したのよ!」


なんじゃ、それは?

あたしの中の瑞希さんのイメージが崩れてくー。



「でもあたし、とりあえず休戦します。」

「うーん…。まぁそうね。」



瑞希さんはいつ兄を待ってたらしく、
いつ兄に呼ばれて出掛けて行った。


うん。
あたしは今は休戦しよう。







休戦してからも、あたしの気持ちが収まることはありえない訳で、
結局休戦したからって何が変わるって訳でもなかった。


ただ、ゆうさんという存在はもう気になんなくなっていた。