玲くんは舞憂のそばにあった梅酒を一口のんで。 「……薬か。へえ……。」 「なっ…!いてえんだよっ離せっ!」 「ふざけたことしやがって。今すぐここで消してやろうか?」 「ひっ!」 玲くんの声もオーラも、いつもと全然違う。 消すって、殺すってこと…? そんなのがひしひしと伝わってくるほど怒ってるのがわかった。