――楊杞side―― 「へぇーっすごいんだね、タカくん!」 二人一組になってからしばらく経つ。 あたしは3人の中で1番年上らしい、タカハルくんと話してた。 「あれ、舞憂、寝てる?」 ふと目を向けたら、舞憂がテーブルに突っ伏して寝てた。 まさか、酔い潰れた? そんなわけないわよね… あのコ、ザルだし…