眠り王子×無関心姫 SS 【完】






「俺と二人で引きこもりたいぐらい俺のことが好きなんだもんな、舞憂は。」

「……。」

「分かってんだからな、舞憂の考えてることなんか。」




うわー……


自分の顔がどんどん熱くなんのが分かる。




「隠しても無駄。舞憂、耳まで真っ赤だし。」

「……!」

「舞憂〜。もー、大好き。」





あーもう。


耳元でそんな言葉を囁くんじゃないっ!



「舞憂は?言ってくんねぇの?」

「……。」



こ、こんなこと!


めったに言わないんだからね!?









「まーうちゃん。」

「…だい、好き……デス。」

「知ってる。」