眠り王子×無関心姫 SS 【完】






なーんか今日は寝起きに絶対玲がいるな〜。


まあ、もう慣れたことだけど。





「舞憂の肌スベスベー。」

「撫でるんじゃない。」

「いいじゃねーか。」





にっこにこしちゃってさ。


何がそんなに楽しいんだか。




「……笑いすぎじゃない?玲、そんな顔になっちゃうよ。」

「え?」

「ホラ、なんでそんなにニコニコしてんの。」




嬉しそうに笑ってんじゃん…





「や〜。舞憂がカワイイな〜と思って。」

「はぁ?」



なんだ、そりゃ。




「いっつもこんなカワイイ舞憂が近くにいるなんて、俺って幸せだな〜と思ったら笑えてくんだよ。」




な、なにソレ…



なんとなく玲の顔を見るのが恥ずかしくて俯いた。





「まーう、照れてる。」

「……ウルサイよ。」

「カワイイな〜!」




……だまれい。