ぎゅうう、とあたしの手を握って。 「舞憂、」 「ん?」 「ありがと。俺の子………」 ああ。 「あたしこそ玲にありがとうって言いたいんだからね?こんな幸せな思いだ出来るなんて、思ってなかった。」 あたしはきっと、好きでもない人と結婚して子供を産むんだと思ってたから。 「玲に出会って、玲と結婚して、ホントに良かった。ありがとう。」 「舞憂… もー、大好き。」 ふふっ 「あたしのほうが好き、絶対。」 「いや、俺だな。」