2学期の始業式、という日にめんどくさがりな舞憂が来るわけもなく。 あたしは一人で己の爪と格闘していた。 ……この、ラインストーンの位置が…っ! よし。おっけい。 爪を派手に飾ったあと、職員室に向かった。 「…おっせーんだよ!」 パコン! 「いった……」 軽い音は、まつばんがあたしの頭を叩いた音。 なによ、この暴力教師は!