「優子」


綺麗な黒髪の後ろ姿に
そっと声をかける


「蒼井、咲愛
2人して、なに?」


「俺ら、付き合うことになった」


優子は少しだけ驚いた顔をして

「そっか…


咲愛、良かったね!


今の蒼井なら大丈夫だね。
最近変わったもんね!
あたしも、嫌な態度とってごめんね?

でも蒼井、咲愛泣かせたらぶっ飛ばすわよ!」


って優しく微笑んだ


「っ優子!」


あたしはたまらず優子にだきついて


やっぱり優子は
あたしの親友だと思った。