「恭ちゃん、いい匂いする…」
恭ちゃんの着てるパーカーから、優しい匂い。
「そ?
咲ちゃんは、甘い匂いがする…
食べちゃいたい。」
「えぇっ!?
なに言ってんの!
やだ!もう離れる!//」
恭ちゃん、サラッと言うんだもん。
信じれらんない!
「嘘だって〜
咲ちゃんには、簡単に手ぇ出しませんよ!」
「…ほんと?」
「ほんと。誓う。」
「ぷっ!
恭ちゃんマジ顔じゃん!」
「あ!馬鹿にすんな!」
「きゃー!
怒った〜!」
「咲ちゃん、楽しんでるでしょ!」
それから暫くそのやりとりが続いて
久しぶりにいっぱい笑った気がした。

