バスから降りると
「咲ちゃん、足どう?」
心配そうな顔の恭ちゃんがいた
また過保護だ…(笑)
「だいぶマシになったかな」
「そっか
俺、途中まで一緒に帰る」
「そんな、悪いよ…」
また恭ちゃんに
お世話になるわけにはいかないもん
あたしが困惑顔でいると、優子が
「そうしなよ!
あたし、今日用事あるしさ
蒼井、咲愛頼んだわよ」
って、そそくさと帰ってしまった
優子の薄情もの!
「咲ちゃん、いこ」
後ろから恭ちゃんの声がして
あたしは渋々恭ちゃんと並んで歩いた
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…