「あ、みんないたよ!」


遠くに優子や修太くんをみつけて

大きく手を振った



「咲愛!!!」



こっちに気づいた優子は
急いで駆け寄ってきてくれる

心臓かけちゃったかも…


「もぉ!!いきなり消えるから
心配したんだよっ


…ケガしたの?」



恭ちゃんにおんぶされる
あたしを見て察したみたい



「うん、ちょっとね

でも大丈夫だよ」


「こら。

咲ちゃん大丈夫じゃねぇだろ?

早く手当てしないと!」


恭ちゃんに怒られて
あたしは優子と一緒に
先生の元へ行った


恭ちゃんは過保護だ…