「やっぱり…!
もう、無理すんなよ

ちょっと休もう」


優しいね、恭ちゃんは優しい…


「ありがとう…」



恭ちゃんと2人で大きな木の下に腰掛けた



「実はさ、俺もちょっと
休憩したかったんだよねー

ほら、俺細いし?(笑)
疲れやすい訳」




あたしが気使わないように
してくれてるの、分かる


こんなとこにも恭ちゃんの
優しさが溢れてて






やっぱりあたしは
悲しくもないのに
涙が出そうになるんだ…



「恭ちゃん、優しいね、
ありがとう」