「…っ恭ちゃん!!」


「咲ちゃん…」



勢いよく振り向いた恭ちゃんは
傷ついた顔をしてた…



あたしのせいだね…




「恭ちゃん、逃げてごめんね」



「いい…

咲ちゃん、戻ってきてくれたから、いい」



恭ちゃんに手を引かれて


あたしは恭ちゃんの腕の中にいた







恭ちゃんの匂いだ…



落ち着く…