俺は帰る途中に、居間にいたお母さんに「おいとまします」と伝え、家を出て行く。 自転車に乗り、家路に着いた。 家に帰っても、彼女の顔が頭から離れない。 心臓もドキドキと一定に波打っていた。 今までに味わったことのない感情。 これはいったいなんなんだ? 分からない。 だけど、何か特別な感情なんだってことだけは分かる。 結局今日、その意味は分からなかったけれど・・・。 後日、彼女に関する資料が送られてきた。