「そうじゃ、ないです」
「それも違うのか。まず着替えてからその話を聞いてもいいか?」
「ごめんなさい。まずは着替えですよね。拓斗さんせっかく帰ってきたのにスーツのままじゃ…」
部屋着に着替えリラックスした拓斗さんに言おう。
もうすぐで拓斗さんがどんな反応をするのか分かる…!
「すぐ行くから待ってろ」
私の頭にキスをした、拓斗さんは重たそうな鞄とキャリーバックを手に部屋に入って行った。
その間に私はキッチンへ急ぐ。
あ、そういえば雑誌を置いたままになっている…!
「どこに…」
妊娠している事を伝えるまではこの雑誌を見つからないようにしたい。
こういう事は向き合って口で伝えたいもん…