甘える?


俺が優子に甘える、か…





『頼りない優子に甘える何て無茶よね?』





優子が頼りないは別にしてそれは難しい事だ。


自分がベッタリと優子に甘える姿を想像するだけで恥ずかしく思う。


お前は男で第一、一回りも年上だろ!と喝を入れたいくらいだ。





『ごめんなさいね?無理に甘えなくてもいいのよ』

「いや、俺はただ…」

『無理だったら時々でいいから本音を溢したり本音でぶつかってあげて欲しい。優子なりに飯田さんの事とても気にしてるみたいだから』





優子から悩みを全て取り払いたい。


そう思ってたくせに俺が原因で優子を悩ませてしまっていた。


俺は優子にどれだけ謝ればいいんだ?


申し訳ない思いで埋め尽くされていく。