小さなキミと大きいなあなた

「あっ、あった!しかも美空と一緒のクラスだよ!」

「えっ、うそ、マジ!」
「ほんとだよ!やったー!」

2人で手を合わせて喜んだ。

「3組だって、行こ!」
次は美空が私の袖を引っ張って走り出した。

ガラガラ

クラスに入って私はすぐに目がいった。

それは、朝駅前でぶつかった背の高い男の子だった。

「杏奈、どうしたの?ボーっとして?」

「ううん、なんでもないよ。」

「そう、ならいいや。」
ガラガラ
先生が入ってきた。

「はい、じゃあ席について。」

私の席はっと、一番後ろか。