小さなキミと大きいなあなた

学校に着くと、美空が校門で待っていた。

「遅いよー」
美空はふくれっ面で言った。

「ごめん、寝坊しちゃって。」
私はペコペコと頭を下げた。

「まあ、いいけど。それにしてもいい男がいないわぁ。」

「ふっ、そうかな。」

鼻で笑った。
美空とは中学からの
親友で、一緒の高校に行こうと約束していたのだ。受かった時は嬉しかったなぁ。
ついでですが、美空は相当の男好きです。
でも、モテモテで10人ぐらいと付き合っていたらしい。

「なんで笑うのよ!」

「なんでもないっス。それよりクラスどこか見に行こっ。」

私は美空の袖を引っ張って走り出した。