小さなキミと大きいなあなた

稟ちゃんも同じく中学からの親友で、頼れるお姉さんって感じなの。

稟ちゃんは頭がいいから高校は違うんだ。

「いいッスね、行きましょうか。」

校門を出ようとしたその時だった、

「あっ、杏奈、あの人だよ。一目惚れの人」

視線の先には佐藤陸斗と美空の一目惚れした人、女の子が2人いた。

美空の一目惚れの人は、丸刈りで鼻ピアスをしていて、見た目は相当怖かった。

でも私はそんなことより佐藤陸斗に彼女がいることに気を取られてた。

「やっぱり、彼女いるんだー。」

美空は残念そうに言った。

私の胸は締め付けられたようだった。

「行こ!」

私たちは校門をあとにした。