俺と馬鹿と新婚生活?!


え…これって…

許しが出たって解釈していい?

ううん、解釈します


そして、目を閉じている綾の唇に自分のソレを重ねる


「…ンッ…」


唇が触れた瞬間、綾の肩がピクリと反応した

キスなんて死ぬほどしてきたのに、俺は異常なほど緊張していた

はっきり言って…
うまく出来てる自信がないくらい緊張していた


チュッと、わざとリップ音を立てながら唇を離す

そして、綾の顔色を伺うと…


「ふふっ…キス初めてした!」


綾は頬染めながら、嬉しそうに笑っていた

なんだか、すごく安心した