夜10時… バイトを終えて、帰りに綾の好きなみかんゼリーを買って帰宅しました 「ただいまー」 靴を脱いでリビングに向かうと、テレビが点いていて綾はソファーに座っていた 本当にテレビ好きだねー… 「綾、ただいー…」 綾の前に回り込んで顔を覗き込むと… 綾は、気持ち良さそうに眠っていた 「まったく…風邪ひくよ?」 規則正しい寝息を立てている綾の頭を撫でる が…起きない 「…熟睡?」 試しにマシュマロみたいに柔らかい綾の頬を撫でてみる …うん …起きない