いきなりの俺の告白に綾は硬直 どんな言葉が返ってくるのかな? 俺の今までの行動を考えると、信じられない的な言葉を返されそうだ 「颯太」 「ん?」 「下に着いたよ」 「…そーだね」 無情にも綾の返事を聞く前に観覧車は一周してしまった 観覧車を降りて、帰路につく その間、俺と綾の間での会話は一言も無かった こんなに変な空気になるなら…言わなければよかった でも、自然と出てしまったんだから仕方がない… あぁ…この変な空気はいつまで続くんだろう