皇子と私




………―

「はぁ…」


私は大きなため息をついた。


さっきの佐喜………いつも以上にかっこよかったな………


会って10日も経ってなくても人を好きになることなんてあるのね…

「亜美様〜!!!こちらでよろしいでしょうか??」


椎名さんの持っていたドライヤーを見た。


「あっ…はい!!ありがとうございます!!」