「椎名さん…よろしくお願いします!!!」


「それより、亜美様………」


「亜美ー!!!!」

別の部屋から聞こえた声で椎名さんの言葉が切られた。


「…………」


「早くしないとお前遅刻だぞ???」

「学校??それならまだまだ時間はあるわ!!」


ふんっ!!!時計を見なさいよね!!!まだ、6時45分なのよ!?


「国王陛下と王妃への朝の挨拶だよ!!!!!馬鹿っ!!!」