「亜美様……起床される御時間にございます。」


明るい光が私の目蓋にあたった。

亜美様って……………
私の事??おかあ…………
そうだ…私、昨日からお城に住むことになったんだ…………


「亜美様??」


私は勢いよく起きた。


「……何度も起こして頂いてすみません…明日からはきちんと起きます!!ところで…貴女は??」


「私は亜美様のお世話係をさせて頂きます、椎名と申します。よろしくお願いいたします。」