皇子と私



「あ…今からのを入れて…3回目ね…もう失敗はしないわ………」


いや………佐喜!!!!!!


助けて…!!!!!!!


佐喜!!!!!!!!


椎名さんがナイフを上に突き上げた。


「さようなら………」


椎名さんのナイフを持った手が落ちて来る。


「いやーーーーー!!!!佐喜ーーー」

体を丸めた。