皇子と私



「はははは!!面白いね!?君!!名前は??」


何が面白いのよ…………


「亜美ですけど…」


名前を言った瞬間男の表情が固まった。


「………亜美か………俺は、理央…理央って呼んで…………??」


「はあ…………」


突然、私の前に佐喜の長い腕が出てきた。


「もう自己紹介はいいだろ…理央」