皇子と私



「兄弟ではなく、従兄弟がいる。」

「従兄弟??」


「飛鳥様の子供だ。同い年、名前は理央だ。たまに城内を歩いている。いつか会うんじゃないか??」

「へぇ…従兄弟か………」


杏奈様のお城と官邸が近いらしくすぐについた。


大統領には、きちんとした挨拶をして、直ぐにお城に向かった。


「ふぁ…疲れた!!!!」


「………お前寝相悪いか??」