一生懸命納得させたお陰か、授業と授業の間の休み時間もヤジ馬が来てたけど、段々減って一安心っ♪


ところが、太陽とみやびとお弁当を食べ終わり、昼休みの残りの時間を楽しく過ごしてた時――――…


「あの……幹居いる?」


知らない男子がB組にやって来て、また一波乱起きそうになった。


「ハイ……何ですか?」


みやびと太陽との話を切り上げ、男の子の所に行く。


私が近づくと、男の子は顔を真っ赤にして手を握ったり開いたりしていた。


「あっ、あのさ………話があるからちょっと来てくれない?」


「へ………お話……?」