マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2

前回のキスとは比べ物にならない位のキスしてやりたくなったが、絶対ブン殴られる。


そう考えて、どうにか理性を繋ぎ止めた。


「今から言う事全部本当の事だから………ちゃんと信じろよ?」


柔らかな頬に手を添えて、真剣な声で言った。


連香は迷ってる様で、眉間にシワを寄せて考え込む。


そして10秒後、静かに縦に首を振った。


“アイツは彼女だ”言われるのが怖いのか、微かに体が震えている。


しなくてもいい心配してる連香を安心させたくて、オレは口を開いた。






「あの女の子は―――――…オレの妹だよ」