マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2

急いで下を向いて、赤い顔を見られない様に隠した。


「何でもないよ!あのその……毛虫が出てね!?皆ビックリしただけだから気にしないで!!」


周りに集まる皆を誤魔化すのに、くだらないウソをつく。


「毛虫ぃ?ならいいけど………あんまり驚かせないでよ」


「マジでビビったぁ~~~……」


夏葉おばさんが注意し、いちは心臓の辺りを擦ってる。


ご…ごめんいち……繊細少年なのに。


皆に謝りその場をしのぐと、女子4人に隅っこに引っ張られた。


「お姉ちゃんようやく決めたんだ、千梨さんとつき合うって!いつ返事するの!?」