紅が遠慮がちな笑顔で私に尋ねる。
私は…………ゆっくりと首を横に振った。
「えっ!?連香お姉ちゃん、告白の返事決まってるの!?」
母親と同じ、少し波打った茶髪を2つに結んでる蜜柑が目を見開いた。
「うん……決まってる。夏休み入ってから、やっと自覚出来たんだ………」
赤くなってる顔を、長い黒髪で隠した。
夏休みに入って……女の子と遊ぶ機会はあっても、男の子と遊ぶ機会は無かった私。
太陽はみやびの彼氏だし、知良は紅の彼氏。
いちにも同い年の彼女がおり、彼女差し置いてお出かけなんて、ムリだから。
私は…………ゆっくりと首を横に振った。
「えっ!?連香お姉ちゃん、告白の返事決まってるの!?」
母親と同じ、少し波打った茶髪を2つに結んでる蜜柑が目を見開いた。
「うん……決まってる。夏休み入ってから、やっと自覚出来たんだ………」
赤くなってる顔を、長い黒髪で隠した。
夏休みに入って……女の子と遊ぶ機会はあっても、男の子と遊ぶ機会は無かった私。
太陽はみやびの彼氏だし、知良は紅の彼氏。
いちにも同い年の彼女がおり、彼女差し置いてお出かけなんて、ムリだから。



