マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2

ピリピリしたオーラを背負ってるお父さんに声をかけるも、お母さんに止められた。


千梨はまだなぜか怯えた感じだったが、しっかりとお父さんを見返す。


「ハイ、何ですか?」


千梨の声は、今まで私が聞いた中でも1番凛と通る声だった。




「君は…………連香の事が好きなのか?もちろん“友達”では無く“女の子”として」




……………


ギャアァァアァアア!?


「ちょっ、お父さん何バカな事聞いてんの!?もしや酔ってるの!?酔ってんでしょ!!//////」


足をテーブルに打ちながら立ち上がって、大絶叫!!