マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2

――――ガタンッ!!


「キャッ!」


「ウワッ!!」


突然ゴンドラが揺れ、バランスを崩す。


その瞬間……千梨の唇が私の唇のすぐ端に当たった。


「!!ご……ごめん連香!!ワザとじゃ無くて……あの………//////」


千梨はパッと私を抱きしめてた腕を離し、両手を合わせて謝って来た。


「い、いいよ千梨!確かに当たったけど、口に直接当たったワケじゃ無いし…………」


「イヤ!マジでごめん!!ああどうしよう……」


テンションがみるみる下がった千梨に、私は苦笑い。


そんな気にしなくていいのに………たく。