好き勝手言ってる男共にオレも殺人級のブラックスマイルを贈り、再び手を繋いで歩き出した。


今度は連香からの文句が1つも無かったから、嬉しかった。


「さて、何乗りますか?連香様。好きなヤツ選んでいいですよ」


オレがそう言うと、連香は目をキョロキョロさせてアトラクションを選ぶ。


やがて乗りたいものが決まった様だ。


「メリーゴーランド乗りたいなぁ………でも高校生の男の子にはキツイよね……何か他には………」


「いいじゃん。メリーゴーランド行こうぜ」


遠慮する連香を引っ張って、メリーゴーランドの列に並んだ。