同時に彼氏の太陽までも、顔を片手で覆って呆れていた。


「連香……みやびが言いたいのは、いい加減自分が超美少女だって自覚しろって事だよ」


太陽が引きつった笑顔で私に言った。


美少女………?私が?…………そんなワケ無いじゃん!!


確かにお母さんはほのぼの癒しオーラが出てて、お父さんはメッチャイケメン。


でもその2人のDNAを受け継いだのは、誰が見ても美少女な妹の紀右だけなのにぃ!


「太陽、美少女って私の妹やアンタの彼女の事を言うんだよ。私にはカワイさの欠片も無いって!!」


膨れっ面で反抗してやった。