マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2

静かになった連香の目を見て、ちゃんと伝えた。


『“彼女とかいらない”って思ってたオレを変えたのは、お前だぞ?だから責任とれよ、連香』


ここまで言ったら、連香は真っ赤なまま口をパクパクさせて………


『バ、バカァーーーー!!//////』


再び踵をかえして、校舎内に消えて行った。


1人になったオレは、今から授業戻るのもめんどいと思い、ずっと見つからない様に昼寝してたんだ。


で、教室に戻って知良と紅に“話がある”と、放課後つき合って貰う様に頼んだ。


知良の家を選んだのは、コイツん家が1番学校から近いから。