腕捻ってたの忘れてた…



「あはははッ…
あたしってやっぱりトロいね。
ありがとね大翔!」


床に落ちたジュースを拾おうとかがもうとしたら


「美音。ちょっと来い…」



いつもの明るい大翔の声じゃなかったからびっくりしておとなしく大翔の後ろをついていった…




着いていって入った場所は保健室だった。




「ここ座って右腕だせ。」


右腕をだしたら大翔におもいっきりつかまれた。



「痛い!」




「やっぱりな…
ちょっと待って。湿布するから。」



そういって大翔はあたしの腕に湿布を張ってテープを張ってくれた。



「ありがとう…」



「いえいえ。
今度からはちゃんと言えよ。」



そういっていつものように笑った大翔にあたしはすごいドキドキした。



遥斗のときに感じたのと同じような気持ち…


でも何かが違う。


なんなんだろう…?



そうしてあたしの波乱万丈だったレクリエーションは終わった。