恋愛同盟

ねえ遥斗、
こんなあたしでも、
ずっとずっと
傍にいてくれる??



「遥斗…」




大好きな遥斗の顔を、
まっすぐに見つめる。




やっとやっと
一つになれたね。




「あたしと付き合ってください。」




遥斗はちょっと
照れくさそうに顔を背けて、




「しょーがねえからな。」




フンッて笑ってつぶやいた。