「こら―、お前らさっさと席に着け。」 まだ納得していない瑠唯が しぶしぶ自分の席に座った 「今日は転校生を紹介する。じゃあ、入って。」 鈴やんに言われて入ってきた 女の子はやっぱり、下を 向いていたけどさっき会った 女の子だった 「じゃあ、自己紹介。自分で出来るよな??」 「はい。」 呟くように行った次の言葉に 驚いた 「…ぇと、姫宮乃愛です。よ、よろしくお願いします!!」 …姫宮、乃愛………!! 4年前、乃愛がイギリスに 引っ越すまで俺達は家が 隣同士で、いわゆる幼なじみ だった