LAST LOVE〜命を懸けた42.195km〜【完】




家庭科室を出て、私は1人、保健室へと向かった。

薬が増えた上に、作用が強くなった為、副作用が出るかも知れないとして、大人が居る場所で飲む事を、義務付けられた。

今のところは、副作用も出てないから、1人で飲もうとしちゃうけど。

父親に怒られないようにする為には、仕方ない。



「高槻さんっ!」



「はい…?」



保健室を目前にした頃、後ろから呼ばれた。

振り返ると、見慣れない男の子。

同級生か、後輩か。

見た目ではわからなかったけど、ネクタイが赤で、同級生だとわかった。

ちなみに、2年生が緑で。

1年生が青となってる。