家庭科室を出て、私は1人、保健室へと向かった。
薬が増えた上に、作用が強くなった為、副作用が出るかも知れないとして、大人が居る場所で飲む事を、義務付けられた。
今のところは、副作用も出てないから、1人で飲もうとしちゃうけど。
父親に怒られないようにする為には、仕方ない。
「高槻さんっ!」
「はい…?」
保健室を目前にした頃、後ろから呼ばれた。
振り返ると、見慣れない男の子。
同級生か、後輩か。
見た目ではわからなかったけど、ネクタイが赤で、同級生だとわかった。
ちなみに、2年生が緑で。
1年生が青となってる。


