聖美とキョトンとした顔で見合ってると、エリックが呼吸を荒しながら現れた。
走って来たんだろうか。
「んだよ…っ。親父と迎えに行ったのに、居るじゃねぇか…;;」
制服のネクタイを、緩めに緩めたエリックは、私の正面に来て、紙袋を差し出した。
「親父から」
「…私に?」
紙袋の中身は、グレーのカーディガンと二つ折りのメモ。
【倒れた時、カーディガンが担架に引っ掛かって、解れたんだろ?真樹子さんから新しいの渡すの頼まれてたけど、忘れてた。ごめんな。エリックとお揃いなのも、ごめんな!笑】
…おじさん…。
サイズもワンサイズ、大きいよ…?(笑)
走って来たんだろうか。
「んだよ…っ。親父と迎えに行ったのに、居るじゃねぇか…;;」
制服のネクタイを、緩めに緩めたエリックは、私の正面に来て、紙袋を差し出した。
「親父から」
「…私に?」
紙袋の中身は、グレーのカーディガンと二つ折りのメモ。
【倒れた時、カーディガンが担架に引っ掛かって、解れたんだろ?真樹子さんから新しいの渡すの頼まれてたけど、忘れてた。ごめんな。エリックとお揃いなのも、ごめんな!笑】
…おじさん…。
サイズもワンサイズ、大きいよ…?(笑)


