LAST LOVE〜命を懸けた42.195km〜【完】




翌日、私は学校へと来た。

聖美たちが歓迎をしてくれる中、秋葉さんたちグループから、怒りに満ちた視線が向けられてる事に気が付いた。



「まぁだ、僻んでるし」



「私の…せいだよね…」



「あれは仕方なかった事だよ!
エリックの気持ち、わかる」



千景が私の肩に手を乗せながら言う。

頷きながらも、責任を感じるのも確かで。

3人の表情を、暗くしてしまった。



「高槻さん。私、許さないから」



そこへ、宣戦布告とも言える事を言いに来られた。



「は?あんたに何が出来んの?」



「千景…!」



慌てて千景の腕を掴むも、怒り剥き出し。