「先生…後は私が。3人にしてくれる?」
「はい。誰か来たら、内線で呼んで下さい」
日高先生は、養護の先生を出し、保健室には私たち3人だけになった。
エリックはそっぽを向き、話を聞くつもりはなさそうな態度。
「夏井君。貴方、何で喧嘩になったの?最近は、大人しかったのに」
「2年が意気がるからだろ」
「本心は違うでしょう。穏やかではなかった。他校の子が殴り込みに来た時、夏井君は冷静だったわ」
私が来る前は、そんな事があったらしく。
驚きの半面、乱闘騒ぎになっても、エリックがちゃんと卒業が出来るんだと、喜びを感じた。
“高校だけは、卒業して欲しい”と、おじさんが昔よく言ってたから。
「はい。誰か来たら、内線で呼んで下さい」
日高先生は、養護の先生を出し、保健室には私たち3人だけになった。
エリックはそっぽを向き、話を聞くつもりはなさそうな態度。
「夏井君。貴方、何で喧嘩になったの?最近は、大人しかったのに」
「2年が意気がるからだろ」
「本心は違うでしょう。穏やかではなかった。他校の子が殴り込みに来た時、夏井君は冷静だったわ」
私が来る前は、そんな事があったらしく。
驚きの半面、乱闘騒ぎになっても、エリックがちゃんと卒業が出来るんだと、喜びを感じた。
“高校だけは、卒業して欲しい”と、おじさんが昔よく言ってたから。


