どこに行ったんだろう。
窓の向こうは晴れ。
青いキャンパスを泳ぐ白い雲が綺麗。
ーーブーッブーッ
空に見入ってると、携帯が震えた。
「もしもし…」
『聖美だよーんっ!』
相手を確認せずに出たけど、自己紹介がなくとも、声でわかる人。
聖美だった。
可愛らしい声が、耳に届いた。
『咲恵子、今日は休みなの?』
「うん。熱が出ちゃって」
“代わって”と言ってる、千景と奈緒香の声が聴こえる。
休んだ私に連絡をくれるなんて、優しい3人だよね。
今まで、そんな事はあり得なかったから。
窓の向こうは晴れ。
青いキャンパスを泳ぐ白い雲が綺麗。
ーーブーッブーッ
空に見入ってると、携帯が震えた。
「もしもし…」
『聖美だよーんっ!』
相手を確認せずに出たけど、自己紹介がなくとも、声でわかる人。
聖美だった。
可愛らしい声が、耳に届いた。
『咲恵子、今日は休みなの?』
「うん。熱が出ちゃって」
“代わって”と言ってる、千景と奈緒香の声が聴こえる。
休んだ私に連絡をくれるなんて、優しい3人だよね。
今まで、そんな事はあり得なかったから。


