LAST LOVE〜命を懸けた42.195km〜【完】

「悪いな、先生。明日からも2人を頼みます。こいつが何かしたら、殴ってやって下さい」



「今時の教師が体罰するか」



「お前なら許される」



許されて良いのか。

1人にだけ手を出すのは、問題じゃないの?

おじさんは私の背中を押し、車に乗せると、バックでコインパーキングを出た。

ホテルまで送ってくれるらしく、ご飯まで奢って貰って。

飛び出したのに、そこまでして貰って良いのか悩む。



「これ名刺。何かあったら俺を頼ると良い。恵太君たちより、確実に早く行けるからな?」



「おじさん…ありがとうっ」



頼りになるおじさんと再会が出来て、本当に良かったよ。