LAST LOVE〜命を懸けた42.195km〜【完】

ショックを通り越して、笑うしかないよ。



「おじさん、私はこれで。また、どこかで」



「待てサッコ。これから食事に行くからおいで。お前は、俺の娘も同然なんだから」



帰ろうとした私を掴まえ、おじさんは肩を組んで来た。

路駐されてた車に乗り込み、断れず、4人で居酒屋さんへと来た。



「恵太ーケイター君は元気か?」



飲み物を注文したおじさんは、隣に座る私を見ながら声を掛けた。

恵太とは、私のお父さん。



「うん。また来月に、新しいホテルが出来るみたいです」



「そうか。相変わらず、やり手だな」



私は新しいホテルのパンフレットを持ち合わせてた為、お父さんに見せた。